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日常的ユーザエクスペリエンス研究

その辺にあるものからユーザエクスペリエンスを学ぶ

会社組織のヒエラルキーは必要か

会社組織のヒエラルキーって大企業の膿みたいなものではないのでしょうか?

 

 もし会社に「マネジャー」がいなかったら « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

 

大企業の組織がピラミッド型なのは、上意下達がやりやすいように作られたのでしょうが、これはたくさんの人間に決まったことを効率的にやらせるのには都合がよかったのです。大量生産によるコストダウンで競争社会を生き残るためには、効率を上げることが至上命題ですから、ピラミッドが適していたのですね。

 

しかし、効率性がコアコンピタンスでなくなってくると、この組織形態が本当に会社に適しているのかは疑問です。

 

今の日本においては、もちろん効率を強みとすることもマーケットによっては可能でしょうけど、付加価値を生み出すことを目指さないと、効率性ではグローバルな企業や大きなマーケットを持っている企業に負けてしまいます。日本企業が生産拠点を海外に移し始めたころから、この兆候は表れていたのでしょうけどね。

 

そうなると、如何に企業が付加価値を生み出せるかということになるのですが、大企業はピラミッドによって、組織が分断されてしまっていますから、付加価値を生み出せるような多様性を持てないのですね。周りには同じ組織の同じ環境の人間ばかりですから、仲間意識や一意性の方が強いのですよ。

そうなると、様々な意見をぶつけ合って、イノベーションを起こすということなどできないわけです。しかも、ピラミッドの中間層は効率性と部分最適の経験しかしてきていない管理職が給料をたくさんもらって居座っていて、あいかわらず効率性を求めるわけですから、イノベーションなんて起きない構造になっているのですね。だから、いつまでたっても「コストダウンだ」しか言わなくて、新しい付加価値を生み出さないといけないから、そのために積極的に投資しようなんて全く思わないし、上からの指示がなければ、今までと何も変えようとしないのです。

 

そんな会社は果たして勝ち残れるのか。

 

今、世の中にはフラットな会社が生まれ始めているようです。

小さな規模のフラットな組織。大企業でなくても、高付加価値で利益率の高い産業を起こせば、十分企業として利益を上げることができるはずです。

 

大企業は果たして、規模だけで生き残っていけるのでしょうか?

私はヒエラルキーはもはや不要だと思っています。しかし、一度できてしまったヒエラルキーを破壊するのはとても困難でしょう。壊される人たちが意思決定者だからですけどね。

そして大企業はじわじわと衰退していくのでしょう。

 

このままでは日本企業はヤバい。何とかヒエラルキーをフラットに変える妙案はないものか。